1→橈骨遠位端骨折は、転位が小さい場合はシーネ固定やギプス固定の保存的療法を行い、転移や変形が強い場合は手術となる。
2→橈骨頭骨折は、転位が小さい場合はギプス固定の保存的療法を行い、転位が大きく整復位を保てない場合は、手術となる。
3→肘頭骨折は、ギプス固定する保存的治療と金属プレートで固定する外科的治療法がある。
4→上腕骨顆上骨折は、転位や変形の程度が小さい場合はギプスやキャストによる固定を行う。転位や変形が大きい場合は手術となる。
5→Functional brace(ファンクショナルブレース)とは肘装具とも言われる。上腕部をプラスティックで包み込み、周囲から軟部組織を圧迫することにより骨折部を固定する。上腕骨骨幹部骨折に適応となることから、正しい。